コーヒーが美味しく飲めない以外な原因について解説します

How to

こんにちは

この記事では以下の悩みを解決します。

  • コーヒーを飲むと気持ち悪くなってしまう
  • 美味しく飲める日とそうでない日がある
  • 何を飲んでも同じ味で違いがわからない

苦手とする理由次第ではこれまで避けていたコーヒーを楽しめるかもしれません。

自分が思い当たる点をチェックしてみて下さい!

原因①ラテのように牛乳の入ったコーヒーを飲んでいる

コーヒー=苦い

苦いものが好きじゃないから牛乳を入れてマイルドにして飲もう。

このような方も少なくはないのでしょうか?

実はこれ牛乳が原因だったりします。

牛乳には乳糖と呼ばれる糖分が含まれているのですが、これに弱い人はラテのように牛乳がたっぷり入っているコーヒーを飲むと体調不良を起こすことがあります。

これをコーヒーを飲むと体調が悪くなると勘違いしているパターンですね。

自分が牛乳に弱いかどうかを確かめるには3~4週間、乳製品を除いた食事を試し続けて症状が消失し、その後乳製品を摂取すると症状が再び現れる場合は可能性が高いです。

思い切ってブラックコーヒーに挑戦してみると以外と飲めたりします。

乳糖による体調への影響について参考元

乳糖不耐について

MSDマニュアル 家庭版 乳糖不耐症

原因②品質の良くないコーヒーを飲んでいる

赤枠で囲まれたものがカビてしまったコーヒー豆

収穫されたコーヒーは加工する段階でカビてしまったり、発酵不良によって酸っぱくなってしまったりすることがあります。これらは欠点豆と呼ばれます。

欠点豆の選別がきちんと行われていないコーヒーを飲むと喉の乾き、頭痛を感じることがあります。

焙煎前の生豆であれば一目でわかるのですが焙煎されて見た目が茶色になると見分けるのは難しくなります。

スーパーやコンビニで豆として販売されていれば、よく見ればわかるかもしれませんが、焙煎が深いほど難しく、粉になるとわかりません。

欠点豆を避けるために最も効果的なのは価格が安すぎるもの(大手メーカーのものでも)を避け、ドリップバッグであれば1個100円、コーヒー豆であれば100gあたり700円以上のものを選ぶことが良いと思います。

なぜ値段が高いものが良いかと言うと、選別は基本的に現地または、ロースターの人の手によって行われており、人件費がかかっているのでコーヒー豆の原価自体が高くなるからです。

これまで飲んでいたコーヒーが安すぎるかな?という方は少し値段をあげてみると心地よくコーヒーが楽しめるかもしれません。

【原因】品質に依らない体調不良

やっかいなことに選別が行われた素晴らしいコーヒー豆でも体質によっては本当に合わない場合もあります。

これはカフェイン自体が体にあわないので、他のドリンクを飲んだ方が良いです。

どうしても飲みたい人はデカフェをどうぞ。

原因③好みにあっていない焙煎のコーヒーを飲んでいる

左上から時計回りに生豆、浅煎り、深煎り、中煎り

コーヒー豆は同じ豆でも焙煎によって以下の風味が大きく変化します。

  • 苦味
  • 香り
  • 口当たり

焙煎の温度が高い・時間が長いものを深煎りと呼びます。逆に焙煎の温度が低い・時間が短いものを浅煎りと呼びます。

それぞれの大まかなイメージを表にまとめました。

深煎り中煎り浅煎り
苦味しっかり感じる程よく感じるわずかに感じる
香り・香ばしい
・焦げっぽい
・香ばしい
・果実っぽい
・果実っぽい
・豆っぽい
口当たりとろっとした
油分を感じる
深煎りと中煎り
の中間
さらさらして
油分は感じない

ドリップバッグで検索するとヒットするようなコーヒー大手メーカーからそれなりにお値段のする喫茶店まで、世界中で飲まれているコーヒーは程度の違いはありますが深煎りです。

コーヒーと聞いてイメージする苦味は実は焙煎によって作られた味であることがその証拠。

苦味は人によって心地よいと感じ得るレベルが異なります。
苦味や焦げっぽい風味が苦手な方は中煎りや浅煎りを試してみてはいかがでしょうか?

焙煎度に関する豆知識

抽出に使われる水が最も少ないコーヒーであるエスプレッソは非常にとろみがある

先ほど深煎りのイメージでとろっとしていて油分を感じると言ったのですが、これは絶対ではありません。

例えばインスタントコーヒーやチェーン店のコーヒーは深煎りでもさらさらとしていますよね?

この理由は単純でコーヒーの抽出に使用されている水の量です。

コーヒーショップやカフェで提供されているコーヒーよりも多くの水を使って抽出されているため薄苦い風味になります。

まとめ

コーヒーが美味しくない・苦手だと感じる理由を解説しました。

  • 牛乳と一緒に飲んでいて、牛乳に含まれている乳糖で体調が悪くなっていた

    ブラックコーヒーで飲んでみる
  • 品質の良くない(安価すぎる)コーヒーを飲んでいた

    ドリップバッグであれば1個100円、コーヒー豆であれば100gあたり700円以上を試してみる
  • 好みにあっていない焙煎のコーヒーを飲んでいた

    焙煎の深さが違うコーヒーを飲んでみる

思い当たる方はぜひ試してみてください!

ちなみに私は品質の良くないコーヒーを飲むと今でも頭痛がして1杯飲み切ることができません。

これまでコーヒーを避けていた方が一人でもコーヒーを好きなるきっかけになれば幸いです。

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