昨年に続いて今年も行ってきました。
SCAJとは
SPECIALTY COFFEE ASSOCIATION OF JAPAN(日本スペシャルティコーヒー協会)の略なので、イベント名ではありません。
実際は
WORLD SPECIALTY COFFEE CONFERENCE AND EXHIBITION(世界スペシャルティコーヒー会議及び展示会)とイベント名が続くのですが多分長すぎて誰も気にしていないです。
年1回行われるこのイベントでは
様々な器具メーカーやコーヒーショップが集まっているので、一気見できるところが良いですね。
コーヒー器具
印象に残ったものをご紹介させてください。
器具はお店で使われるような高額なものから手に取りやすい価格のものまで揃っています。
R&D ESPRESSO LAB
最近よく見かけるR&D ESPRESSO LAB。
海外のコーヒー器具(ややお店向け)の販売や機器のメンテナンスをされています。
小型焙煎機aillioやグラインダーOPTION-Oなど、これまでの代理店とは一味違うラインナップが印象的。
人気なコーヒーショップのバリスタを招いて
常に人だかりができてました。
韓国の焙煎機を新たに紹介していましたが
人が多すぎて写真が撮れなかった・・・
Acaia
なぜかR&D ESPRESSO LABブース内に
取扱いのないAcaiaの方がいましたね。
Acaiaといえばスペシャルティコーヒーショップではお馴染みのコーヒースケール(測り)のイメージがあります。
しかし、意外にも日本で取扱いのないグラインダーが展示されていました。
2021年にリリース情報が出たのに全く音沙汰なかったやつですね。
スタッフの方は日本での発売に関して不明と話されていたので、何のために置いていたのかわからないです・・・
なんだか見覚えがあったのですが
Weber Workshopとのコラボなんですね。
どおりで似てる訳だ。
Kigu
海外のコーヒー器具の販売代理店のKigu。
先ほどのR&D ESPRESSO LABより家庭向けだと思います。
今回特にすごかったのはVaria社の器具。
昨年新たな家庭用グラインーとして話題になったV3(手前の白黒)
Variaの特徴の異なる替え刃が選べます。
先ほどのV3は家庭用でしたが業務用を開発しているそう!
突然Variaのラムジーさんが持ってきたらしく情報が全くないとスタッフさんが言ってました。
せっかく業務用のVariaグラインダーを見せてもらえたのですが、なぜか刃の写真しか撮っていなかった・・・
見た目は家庭用と同じものを大きくした感じでした。
グラインダーの刃がV3にも搭載されていたコニカル刃に加え、エスプレッソグラインダーに多く見られるフラット刃も付け替えられるとか・・・
そんなグランダー聞いたことないので
正式な情報が待ち遠しいです。
あと刃の回転数を調整できそうなノブがついていました(これも写真がなくてすみません)。
さらに手挽きのミルも出ます。
専用のアタッチメントをつけると電動としても使えるタイプ。
エスプレッソ挽きもいけるらしいですが
実際のところが気になりますね。
価格はUS$239(約¥36000)
Post Coffee
会場で最も目立っていたPost Coffee
ゲストバリスタが変わるがわるコーヒーを提供するのは昨年と同じ。
昨年ドリップスペースが奥まっていて、目につきにくかったのですが
今年は開けたレイアウトに変更されて注目が集まりやすくなっていた気がします。
去年は壁一面にコーヒー豆の袋を貼り付けたインパクトのあるディスプレイ。
今年は言わずと知れたドリッパーであるHARIO V60のニューカラーが目をひくブースになっていました。
見せ方がうますぎる・・・
Barista Hustle
Barista Hustleはバリスタ向けオンライン学習プラットフォーム。
バリスタ向けにコーヒー器具の開発も行っており、画像は先行販売していたオートコームという器具です。
こんな感じで細い針がついていて
エスプレッソを抽出する時、
ポルタフィルターの中につめたコーヒーを均一にするための道具です。
こちらの動画がわかりやすくて良いかと。
お店やってたら欲しかったですね。
ボンタイン珈琲
最強の手挽きミルと名高いコマンダンテもありました。
ボンタイン珈琲は日本唯一の正規代理店らしいです。(他のコーヒーショップでも販売してるけど正規ではないのでしょうか?)
正規だからかどこのお店の販売価格よりも
高額なのが気になりますね。
2,3年前は4万円しないぐらいだったのに
すごい。
brewista
brewistaはケトルで有名なアメリカの器具メーカーです。
ドリッパーやサーバーもありますが日本のお店で使われているのはケトルが圧倒的。
新たに手挽きミルが登場しました。
特徴的なのは形ですね。
四角い握りの手挽きミルって珍しくないですか?
あとは握るところがゴムで滑りにくくなってました。
三洋産業
フラワードリッパーや焙煎度で異なるペーパーフィルターで有名な三洋産業。
ちょっと前に話題になった細いドリッパーを販売されていました。
面白そうだったのですがペーパーフィルターが特殊で買いづらそうなので見送りました。
コーヒーショップ
器具の企業ブースの集まる建物とは別の棟で日本全国のコーヒーショップが集まるCoffee Villageと呼ばれるエリアがあったのですが
今回、記憶に残ったのは企業ブースエリアに出店していたこちらです。
MAME
MAMEは2018年にドリップコーヒーの世界大会で優勝した深堀絵美さんの所属するスイスのコーヒーショップです。
海外のロースターがゲストでなく、ブースに立つことは珍しいので行ってみることに。
ずっと行列しており、せっかくなので
コーヒー豆を買いたいと30分ほど並んでいたのですが
・・・・・・・・・・・・????
¥1500のドリップコーヒーにしました。
ブラジルのローリナ種(低カフェイン品種)
精製方法聞きそびれたのですが、味がパッションフルーツみたいにパンチがあったので多分普通のナチュラルではないですね。
香りはめちゃくちゃ強いけど余韻が短すぎてあまり得意な味わいでなく残念。
この辺りは好みなので好きな人はハマるでしょうね。僕の前に並んでいた人は¥45000分の豆を買っていましたし。
次はオンラインでナチュラルかウォッシュトの豆を買ってみたいと思います。
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振り返ってみると海外製の器具が多いんですね。
個人的には日本の器具メーカーの富士珈琲やkalitaに頑張ってほしい。
みるっこの刃のアップデート待ってます。
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