ONIBUS COFFEEのインスタ投稿で新作家庭用エスプレッソマシンのデモイベントが行われることを知って参加してきました。
正直「Meticulous」について全く知らなかったのですが
コーヒー業界では言わずと知れた
「Weber Workshops」との協賛
しかもデモイベント会場のチョイスが
・LEAVES COFFEE
・FUGLEN
・ONIBUS COFFEE
と個人的に好きな感じだったので
きっと良いマシンと期待が高まります。
「Meticulous」とは?
「Meticulous」 は
プロダクトデザインのチーム。
まだ発売していないのですが、クラウドファンディングで$4,960,578(日本円だと約7億!!!)の資金調達に成功しています。
抽出チャンバー(ポルタフィルターがくっついている部分)の中にいくつものセンサーを
搭載し、湯温、圧力、抽出量など様々な要素をカスタマイズできるエスプレッソマシンだそう。
良いなと思った点
・ちゃんとエスプレッソの味がする
業務用マシンと同じように
・圧力(9気圧)
・抽出温度(90℃前後)
などの要素を制御できるので、
お店で飲むエスプレッソにも
負けない味がしました。
・スケール搭載
トレイ全体スケールになっており、
Acaiaが技術協力?しているらしいです。
抽出されるエスプレッソの液量を重さで
制御しています。
これは結構すごいことで
コーヒーショップで見かける100万円以上するマシンでもスケールが付いておらず、手動で止める必要のあるものも少なくありません。
・変圧器・変換プラグがいらない
写真だと変換プラグを使っているのですが
販売する際はいらない仕様に
なっている予定らしいです。
海外のコーヒー器具は当然ですが海外仕様のため電圧が合わないので助かりますね。
・清掃が簡単
写真はエスプレッソが出てくるシャワースクリーンと呼ばれるパーツです。
業務用のマシンは中心がネジで固定されているので取り外しにドライバーやレンチが必要なのですが、こちらはネジがないです。
Meticulousはシャワースクリーンを洗って、チャンバー内を拭くだけ。
たまにコーヒーの油分を流す専用薬剤を使えばベターとのこと。
気になった点
・ポルタフィルターに粉をつめるのにブラインドシェイカーが欲しくなってしまう
コーヒーの粉を詰める↑をポルタフィルターと呼びます。
ここに粉を移す時に業務用のグラインダー(ミル)があれば問題ないです。
ただ、手挽きミルから綺麗に手早く移したいとなるとブラインドシェーカーが便利。
協賛している意味がわかりました。
・お湯の注ぎ口がちょっと狭い
写真の矢印の位置にお湯を入れるのですが、結構狭く、ヤカンやティファールのような注ぎ口の太いタイプは注ぎにくいかも。
こんな感じの細口ケトルの方が良いですね。
購入方法
まだ販売されていない(2023年9月現在)のですが
公式Instagramリンクから購入できるようです。
日本での代理店は今のところ不明ですがSCAJ(コーヒーイベント)のKIGUブースにてデモイベントを行うので、もしかすると・・
気になる方はぜひ
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おまけ
・今回のイベントを行うに至った経緯
ABOUT LIFE COFFEE BREWERSのゲストビーンズになったアメリカのILSE COFFEEのオーナーMatthewさん(写真左の方)がMeticulousを作っており声がかかったそうです。
ギャラリーの運営もされており
やり手の経営者はすごい。
・Weberってすごいんだ
協賛のWeber Workshopsのウェバーさんが
グラインダーの解説をしてくれたのを聞いてファンになりました。
設計のコンセプトやこだわりを本人から直接聞けるのって良い・・・
特に2023年4月ごろに発売した
ディストリビューター(コーヒーの粉をポルタフィルターへ詰めた後、均一にする器具)がよかった。
他のディストリビューターと違って針が様々な軌道で動くのでムラなく均一性が確保できるらしいです。
価格が4~7万円するけど、それに見合った
作りをしている印象を受けました。
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