タイ・バンコクでコーヒーを飲み歩く

Coffee Shop

人生2度目のタイに行くタイミングで
自由な時間を確保することができた。

1度目は仕事に追われて、そんなこと考える余裕はなかったので

美味しいコーヒーショップはないのか
急いで調べた。

タイは砂糖を入れたコーヒーがスタンダードらしく「Non sugar」と言わないと甘いブラックコーヒーを飲むハメになるらしい。不安になる。

時間とカフェイン許容量が許す範囲で
飲み歩いてきた。

移動手段やお店の参考にしてもらえれば嬉しい。

タイでの移動手段

バンコクなど都市部は電車が利用できるが

メインはタクシーだった。

私が宿泊していたのはバンコクから車で2時間は
かかるホテルだったので、当然タクシー以外の選択肢はない。

ホテルの人に呼んでもらったり、
道で捕まえることもできるが

GrabBoltと呼ばれる
タクシー手配サービスがおすすめ。

おすすめポイント

・クレジットカード登録で支払いの手間なし
  (高速道路料金は現金払い)
・目的地までの金額が最初に表示される

アプリの画面を見せて乗り込む

目的地に着いたら「Thank you」で降りる

というシンプルな流れになっており
英語やタイ語が話せなくても何とかなるはず。

普通にタクシーに乗るとメーターを入れてもらえず明らかに高額な料金を請求されたので注意。

場所によって変動するらしいですが
私の場合はBoltの方が安かった。

あとエアコンがめちゃくちゃ効いてるから
夏でも何か羽織れるものが必須。

NANA COFFEE ROASTERS Niche3

最初に行ったのはサイフォン世界大会の優勝者がいるナナ・コーヒー・ロースターズ

現在4店舗ある中で一番コンパクトなお店。

フードメニューや内装は他の方が圧倒的に
フォトジェニックだったけど
ゆっくりバリスタと話、豆を選びたかったので
こちらに。

甘いエスプレッソ系ドリンクもあったけど
迷わずドリップコーヒーを選ぶ。

パナマのエスメラルダ農園、デボラ農園
エチオピアのタミルさんの農園など
スペシャルティの中でもトップクラスが
置かれている。

価格は大体300~400THB(1200~1600円ぐらい)。
日本で同じものを飲むより安い気がする。

ドリップコーヒー用のグラインダーだけで3台もある
チャンピオンがいるだけあってサイフォンがある
ドリップはHARIO V60

豆を選ぶと「サイフォン」か「ポアオーバー」で抽出を選べるみたい。

おすすめを聞いたらポアオーバーだったので
その通りにお願いした。
(サイフォン面倒だったのかな?)

1Fのカウンター席と2Fのテーブル席があって
2F席に。

おそらくProbatの焙煎機を使っていることが
壁のグラフィックから伝わってくる。

原産国 :パナマ
農園  :エスメラルダ
品種  :ゲイシャ
精製方法:ウォッシュト

普段ならあまり頼まないけどせっかくなので。

日本で飲んだ1杯に劣らず美味しい。

穏やかで飲みやすい。

飲み終わった後でカップを見ると
日本のMARUASA製らしい。

自分のいたお店も同じメーカーのカップだったので親近感。

一緒に頼んだアーモンドクロワッサンは
サクサク、ふわふわで美味しい。

サイフォン世界大会のトロフィーが飾ってある。

バリスタのお姉さんにバンコクでおすすめの
コーヒーショップを聞くとガイドブックを
渡された。

ちょっと凹んでいたら帰りがけに
FACTORY COFFEEを紹介してもらえた。
元々行く予定だったけど期待が高まる。

La Cabra Thailand

NANA COFFEE ROASTERSから電車とタクシーを乗り継いで「La Cabra Thailand」へ。

ここはデンマークが本店だけど支店を見つけたら
行ってしまった。

何かのパーツ販売店が立ち並ぶ工場地帯の中に
あって違和感がすごい。

光が反射して全く見えないけど
アサイーボウルやキムチトースト?などの
フードメニューがあった。

インテリアの雰囲気は北欧らしく好きな感じ。

外に出た瞬間とのギャップがすごい。

お腹が減っていたので
ツナチーズトーストと一緒にコーヒーを。

原産国 :コロンビア
農園  :エルミラドール
品種  :カトゥーラ
精製方法:ハニー

コロンビアでハニープロセスって珍しい。
気がする。

癖がなくて美味しい。

今度は本店に行きたい。

寄り道

ここからなぜか船に乗って向かうことになった。

味のある通りを歩いて船着場に。

船は観光客だけじゃなくて
現地の人も乗っていて、何だか不思議な空間。

タクシーを拾いやすい場所まで
船で揺られる。

FACTORY COFFEE

FACTORY COFFEEはNANA COFFEEと同様にタイ国内での大会で優勝して世界大会に何度も出場するバリスタのいるコーヒーショップ。

スワンナプーム国際空港から出ている電車や、
バンコク市内を走る地下鉄と繋がっている
Phaya Thai(パヤタイ)駅が最寄りのため
今回行った中で最もアクセスが◎

クローズ間際
オープン直後

クローズ間際とオープン直後の2回行ったけど
どちらも混雑していた。

普通のお店なら空いてる時間なのにすごい。

コーヒー好きというより10~20代の若い人で
賑わってる。

オーダーされているドリンクは甘そうなミルク系が多く、常に自動でシェイクする機械のシェイク音がなり続けていた。

店内から焙煎している様子が少し見れる。

焙煎機はGiesenみたい。

これだけミルク系のメニューあって、かなり
惹かれたけどお腹に溜まるので結局ブラックに。

こちらのお店はタイ産のスペシャルティグレードをかなり多く取り揃えているのが特徴。

確か7種くらい販売していたような・・・

店員さんに
「この店で一番美味しい豆をください」と聞くと1番高額なタイ産の1000THB(約4000円)ではなく
コロンビアだった。

原産国 :コロンビア
農園  :ポトシ
品種  :シドラ
精製方法:ナチュラル

今回飲んだ中で一番好きな味というか
抽出だった。

味は正直強く、苦手なタイプなのに美味しい。

これもあって最終日の飛行機の時間ギリギリに
アメリカーノを飲みにきてしまった。

ハウスブレンドの中で一番フルーティそうな
Factoryをオーダー。

攻めた抽出で、かなり酸っぱい。
めちゃくちゃジューシーで、
ボディがガツンとくる。

だけど、ここまでとんがっているなら
良いかと思えてしまう。

次はミルク系を飲みたい。

最高峰の手引きミル「COMANDANTE」から
カップやステッカーなどグッズが充実。

販売豆は様々なタイ産のもの、品評会で高い評価を得たトップスペシャルティが並ぶ。

一番行ってほしいのはここかもしれない。

美味しいタイ産の豆って
日本だと簡単には手に入らないし、
これだけ選択肢があるのは幸せすぎる。

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本当は日本のONIBUS COFFEEやKURASUの
バンコク支店も覗きたかったけど時間が・・・

結構たくさんのコーヒーショップがバンコク市内にあるので思ったより、飲み歩きしやすかった。

タイのクラシックな甘いコーヒーも良いけど
バンコクを訪れた際は美味しいブラックも一緒に楽しんでほしい。

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