市販のコーヒーとお店のコーヒーの違い

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「スーパーなどで売られている市販のコーヒーと専門店やカフェで売られているコーヒーの違いって何だろう?」

お店のコーヒーがなぜ美味しいのか、なぜスーパーやコンビニに比べて高価なのか解説します。

結論:使われているコーヒー豆が違う

人件費や生産性など様々な要素が存在しますが最も大きな違いは、豆
当たり前といえばその通りなのですが、専門店で使用されているコーヒーはざっくり下記の3つを押さえていることが多いです。

美味しいことがチェックされている

テイスティングの資格を持った人間が3名集まり、収穫された生豆を焙煎したコーヒー豆を試飲して点数付けします。細かい評価項目があって、そこで80点以上と認定された美味しいものを専門店は扱っていることが多い

点数の低いもの(76点以下)はインスタントコーヒーやスーパーでの販売用などにまわされます。

同じ農園でも収穫年によって良し悪しがあるので気が抜けません。

どこで、誰が、どうやって作られているかがはっきりしている

コーヒー豆が生産されている土地から生産者、収穫後の生成処理方法、生産処理をする人、買付、流通まで。専門店で販売されているコーヒーは「どこで、だれが、どうやって作られているか」がはっきりしています。「生産者」が分かるためコーヒーの品質に対して信頼性が期待できます。

品質生産地不明確なものはブレンドしてスーパーやコンビニに並びます。

管理が適切になされている

コーヒー豆は収穫して終わりではありません。
集められたコーヒーの実に適切な生産処理をほどこし質の悪いものが混ざらないように選別を行います。専門店ではこうした手間のかかったものが扱われています

生産処理はコーヒーの味わいを決める非常に重要な要因で、一歩間違えるとせっかくの素晴らしいコーヒーが台無しになってしまうことも・・・

その後、風味を損ねる原因となる欠点豆(発育不良、カビや虫食いなど)を機械や人の手で取り除きます。
機械で選別には限界があり、一粒一粒の豆を目視で人が行った方がきれいに除くことができたり。

欠点豆がコーヒーに与える影響は非常に大きいです。「コーヒーを飲むと頭が痛くなる」という方はもしかすると質の悪い(欠点豆が多い)コーヒーにあたったのかも知れません。

まとめ

・美味しいことがチェックされている
・どこで、誰が、どうやって作られているかがはっきりしている
・管理が適切になされている

専門店のコーヒーは以上3つの要素を持っているため美味しく、価格がやや高くなります
これだけ手が掛かっていれば納得していただけるのではないでしょうか。

ここまで比較のためにスーパーやコンビニの品質についてネガティブにお伝えしてしまいました。
しかし、缶コーヒーやインスタントコーヒーを安価に楽しむことができるのは手間を省いて価格をできる限り抑えているからこそ。住み分けですね。

それぞれの長所を理解してより良いコーヒーライフをお過ごしください。

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